志太医師会

志太医師会
医師会を知る
医師会からのメッセージ
志太医師会 会長 三輪 誠

志太医師会は藤枝市と焼津市の一部(旧大井川町)を活動範囲とする医師の団体です。
明治24年に創設された志太・益津医会が母体となり、明治40年に設立されました。近隣医師会では最も古い歴史を有し、静岡県では6番目の大所帯医師会です。
医師会の事業は、学術、検診、予防接種、学校医、介護保険など多岐にわたっています。
志太医師会は、「医師は社会資源である、医師会は更に大きな社会資源である」という自覚のもと、「医師が仕事をしやすい環境は、市民が安心して暮らせる環境である」と信じ、大災害にも備えを固めながら、活動を続けています。

在宅医療に安心を。県下初「在宅医療サポートセンター」開設

高齢化社会の今、通院が困難であったり、「住み慣れた自宅で療養したい」という患者さんが増えています。
充実した在宅医療には、医療と介護のスムーズな連携が大切です。
志太医師会では平成25年度より、「往診する医師を助け、在宅医療の機運を高める」ために在宅医療推進事業を展開しています。

「在宅医療部会」には、診療所医師をはじめとして、藤枝市立総合病院の医師、看護師、メディカルソーシャルワーカー、訪問看護ステーションの看護師、介護事業所のケアマネジャーなど60〜80人が参加。「医療・介護・福祉のフォーラム」も積極的に開催し、多職種連携のきっかけに、また、病院看護師が20人程度、訪問看護ステーションの実習に入るきっかけにもなりました。

藤枝市立総合病院内にある医師会立の病診連携室に、在宅医療推進コーディネーター事業を立ち上げ、社会福祉士2名を配属。機能強化型在宅療養支援診療所同士を結び付け、申請等を一括処理するなど、スムーズな連携のサポートを行っています。
また、在宅医療において中心的な役割となるのが在宅主治医です。主治医の大切さを患者さんに理解してもらったうえで主治医を決定し、さらには主治医が県外に出ているなど不在時の「看取り当番制度」を運営しています。

こうした在宅医療推進コーディネーター事業を永続的、組織的に運営するために、志太医師会事務局内に「在宅医療サポートセンター」を開設しました。
「在宅医療総合相談窓口」を設置し、医師のみならず、介護事業所や市民の方々からの相談も受け付けています。

よりよい検診を追求し、市民の皆様の健康を支えます

志太医師会検診センターでは、地域住民の方々の健康保持のため、各種健診を実施しています。
平成27年度の藤枝市の特定健診受診率は、人口10万人以上の市町で県下1位(49.6%)となっています。診療所医師が毎日2名、集団健診に診察医として出動する体制をとっており、受診率の向上と事後フォローに努めています。

また、胃がんの多くがピロリ菌感染が原因となっているため、行政と連携して5年計画で胃X線検診をピロリ菌検査と胃カメラによるピロリ菌胃がんリスク判定に移行しました。
これにより、胃がんリスクの高い人を行政と共にフォローすることが可能となり、ピロリ菌による胃がんの早期発見に実績を上げております。

全国でも珍しい、総合病院内の病診連携室

病院と診療所が密接に連携し、迅速な対応ができるよう、藤枝市立総合病院が新設された平成7年より、病院内に医師会立の連携室を設置しました。
医師会職員と病院職員が常駐し、開業医・病院間の患者さんの橋渡し役として双方をサポートしており、紹介率・逆紹介率は毎年、右肩上がりで推移しています。
歯科医師会の紹介業務も受け持ち、在宅医療で使用する器材の小売りなども行っています。

病診連携の充実により、病院機能の低下を防ぎ、患者さんが必要な時に適切な医療を受けられるよう、地域の基幹病院と一体となった診療の質の向上を目指しています。
また、明治時代から続く志太医師会の行事「満月会」では、病院医師や研修医も参加して顔の見える関係づくりを実践しており、これが病診連携の大きな原動力となっています。

志太医師会 第十代会長  三輪 誠

医師会会員ページ